もっとも身近なホルモン剤であるピルを詳しく知っておこう

女性ホルモン剤の中でも有名なのは、ピルではないでしょうか。経口避妊薬OCというのが有名ですが、意外と知らない方は、女性の中でも多いもの。ここでは、ホルモン剤の中でも有名なピルの種類などについて紹介していきましょう。

もっとも身近なホルモン剤であるピルを詳しく知っておこう

■混合ホルモン剤とミニピルの違い
ピルがどうやって妊娠を防ぐことが出来るのか?女性ホルモンの1つであるプロゲステロンは、排卵後や妊娠中に増加する女性ホルモンになります。つまり、ピルによってプロゲステロンを摂取し、体内に増加させることによって、妊娠した状態と体を同じくする。

結果として排卵が起こらなくなり、妊娠をしないといったメカニズムになります。諸外国では経口避妊薬といえば、プロゲステロンのみのミニピルと呼ばれるピルを避妊薬として使用するのがスタンダードです。黄体ホルモン剤を利用するメリットとしては、授乳中も使うことが出来るといった点がありますが、あまりに少量である場合、十分な効き目がないため、用量に注意をしないと、確実性に乏しいというデメリットがあります。

もう一つのピルの形態として、混合ホルモン剤と呼ばれるものがあります。この場合には、ミニピルの場合のプロゲステロンのみではなく、エストロゲンの2つのホルモン剤が含まれていますから、混合ホルモン剤と呼ばれています。大きく分けて、この二種類があるということを覚えておきましょう。

■低用量と中・高用量ピルの違いは?
よくピルを購入しようとすると、低用量と書かれていたり、他にも中用量、高用量と明記されているピルが存在していますね。これって何が違うの?という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。これは前述に説明したエストロゲン、つまりは、卵胞ホルモンの量の違いになります。

エストロゲンは、実は副作用を引き起こす要因とされていました。このため、ピル開発の歴史は、いかに効果を高めつつも、卵胞ホルモンの量を減らすかということに長い期間を費やされてきました。中用量ピルの場合には50マイクログラムのエストロゲンまで用量を抑えたものになります。

50マイクログラム未満のピルを低用量ピル。その上で30マイクログラム未満のものに関しては、超低用量ピルと呼んで区別化しています。50マイクログラム以上のものになると高用量ピルとされますから、同じピルでもこのような違いがあるということを覚えておきましょう。

■世代の違い
ここまでプロゲステロンのみか、混合タイプか。更にエストロゲンの量の違いで超低用量、低用量、中用量、高用量の4つに分けられることが分かりました。そしてプロゲステロン単体のミニピルの場合には、世代の違いが存在します。第一世代から第三世代まで存在し、その違いはプロゲストーゲン活性という黄体ホルモンの効き目の違いによって分けられています。

第一世代が一番古く、プロゲストーゲン活性は一番低くなります。それを1とすると、第2世代は5.3ほど。そして第三世代にいたっては、9とされています。つまり、第三世代のピルと同様のプロゲストーゲン活性を第一世代であるためには、9つ分の用量が必要になるということです。

■相性の違い
最後にピルのぶん別法として、相性の違いが挙げられます。1相性から3相性まで3種類あり、21錠タイプのものを1相性。2種類に錠剤が分けられているものを2相性。3種類の錠剤で構成されているタイプを3相性と呼んで区別していますから覚えておきましょう。

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